こんにちは、M3E Medical編集部です！

医学生であれば必ず経験する臨床実習。実臨床での貴重な経験ができる一方で、大変なことも多くあるかと思います。今回はそんな臨床実習を乗り越えた初期研修医の先輩に、学生時代の臨床実習で経験したおもしろエピソードについて聞いてみました！くすっと笑えるものから、教訓になるようなものまで、寄せられたエピソードをご紹介しますので、是非勉強や実習の息抜きに読んでみてください！

｜思わず赤面・・・

・恥ずかしい話ですが、心カテに入る前、防護服を着て手洗いとガウンを着て清潔操作を終え、いざ！という時に、カテ着のズボンが脱げました。清潔なので看護師さんも私に近づけず、しばらくその状態に。とても笑われましたし、自分でも面白かったです。

・消化器外科のオペ後。カンファレンス中に先生に急に「オナラした？」と聞かれ、「僕してないですよー」と答えました。犯人探しが始まるのかと震えていたら「お前じゃねえよ！患者の腸管について聞いてんだよ！！」と怒られました。

｜班員の意外な一面・・・？

・整形外科の実習中、下腿骨折を想定したシーネ固定実習がありました。いつも真面目で静かな班員が、いつもあまり前に出ていないということで、みんなに押されながらやや不服そうに患者役を買って出てくれました。シーネを当てるために、いざズボンを上げて靴を脱ぐと・・・左右で全く色も長さも異なる靴下を履いているではありませんか。それだけではなく、片方の親指は空いた穴にはまって顔を出しているではありませんか。理由を聞くと、面倒臭くて見えないし気にしていないとのこと。一見静かで真面目そうな班員の、意外すぎるだらしなさに先生と班員で笑いました。

・麻酔科実習で笑気を吸った時、みんなそれぞれの反応していたけれど、班でいちばんおとなしい女の子が笑い転げていたのが新鮮で面白かったです。私自身はどうなるかなと楽しみだったけど、先生にマスクをしっかり押さえつけられたら一瞬でオチて完全なる鎮静状態になりました。

｜先輩医師もいろいろ大変なんです・・・

・カンファ中に外科の先生が怒って机を蹴った際に、プロジェクターが机から落ちたのを若手の怒られてる先生のせいにしてたことが面白かったです。

・Zoomでクルズスをする際に、始まる前に先生が「なんで2週間に一回こんなことしなくちゃならないんだ……これ、聞こえてないよね？」と、言っていたのが、がっつり聞こえていました。笑

・手術の閉創で「バイクリル」を「バイシクル」と言い間違った先生がいた。「自転車で縫えるわけねーだろ！」と上級医に言われていたのを見て思わず笑ってしまいました。

・手術中に先生同士が喧嘩して頭の上を鉗子が飛んできました。

｜休憩中の一コマ・・・

・5年の実習中。とある科の昼休みに先生、6年生の先輩とご飯を食べていた時、先輩が青ざめた顔をしていました。不思議に思って先輩の視線の先を見ると、先輩の腕に、焼きそばのにんじんが。先輩の向かいに座る先生の口元からにんじんが飛んできたようでした。事態に全く気付かずニコニコしてご飯を食べる先生、青ざめる先輩の表情が対照的で、印象深かったです。

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